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松下、通信制御部を15分の1に小型化したDSRC路側無線装置を開発

[issued: 2007.05.07]

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松下電器が開発した小型路側無線装置の 無線部(左)と通信制御部(右)

 松下電器産業 パナソニック システムソリューションズ社は、ETCで利用されているDSRC(Dedicated Short Range Communications:専用狭域通信)を用いた小型路側無線装置を開発し、5月から受注を開始した。有料駐車場、商業施設、工場の入退場システム向けを中心に販売して行く。価格については、システム構築を含めた顧客ごとの見積もりとなる。出荷は今夏を予定している。

 同社が開発したDSRC路側無線装置は、無線部(ES-7H77A)と通信制御部(ET-3078B)で構成され、通信制御部の体積を同社従来機種の15分の1に小型化して、駐車場のゲート機器などに組み込めるようにした。無線部の大きさは幅170mmX高さ200mmX奥行き100mm、重さ約1.5kgで、通信制御部は同210mmX70mmX300mm、約2kgとなっている。通信制御部は100V電源で動作し、無線部には通信制御部から給電できる。

 通信制御部は、ETC車載器のIDを直接登録することができ、サーバなどの管理装置がなくても、無線で取得したIDを単独で判別できる。IDを事前に登録したETC車載器は駐車場機器へのパスカードの挿入や精算処理が不要になる。また、判別した結果はLAN、シリアルI/O、デジタルI/Oなどの多用な出力形式で転送でき、既存のゲートシステムや上位の管理システムと接続することができる。

 2001年に開始されたETCは、現時点で約1,700万台の自動車が利用するようになっている。利用車番号が開放されたことにより、今後は駐車場の入出庫管理などETC以外への応用拡大が期待されている。



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