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SKF、30%エネルギーを低減する軸受などエネルギー効率化提案に注力

[issued: 2007.05.24]

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 スウェーデンSKF社の日本法人日本エスケイエフはこのほど、都内で記者説明会を行い、ISO標準品に比べ30%エネルギー消費を低減できる軸受の市場投入や、Webベースの分析ソフトなどによるエネルギー効率化サービスの立ち上げなど、エネルギー効率化提案に注力する方針を発表した。

 SKFは今年で創業100周年を迎える軸受製品のトップメーカー。Tom Johnstone社長兼CEOは「この100年間、SKFが軸受のイノベーションを主導して来たといっても過言ではない。そして今後の100年間に向けて、顧客のエネルギー消費効率化に向けた提案など持続可能性(sustainability)につながる活動に注力して行く」と語った。

 今回発表した「エネルギー効率化ベアリング」は、内部形状の最適化、新規のポリマー保持器、低摩擦グリースを採用するなどして、 ISO標準品と同じ主要寸法と寿命を維持しながら、エネルギー消費を30%低減することに成功した。軸受市場の70%以上を占める深溝玉軸受と円すいころ軸受の2種類を製品化しており、生産は2007年10~12月期からの予定。深溝玉軸受は、産業用モーターに使う小径サイズ、円すいころ軸受は風力発電タービンなどに使う外径200mm~600mmの製品を準備している。価格については「価値に見合った価格設定をして行く」(Johnstone社長兼 CEO)という。

 またSKFは軸受の販売だけでなく、製造業を中心にコンサルティングを含めた顧客のエネルギー消費低減につながるソリューションビジネスも展開している。このほど新開発したWebベースのソフトウエア「顧客エネルギー・環境分析アプリケーション(CEEA)」は、潜在するエネルギー節減の「オポチュニティー(機会)・マップ」を作成する。顧客の業務目的や業績目標に合わせて優先順位を付けて、エネルギーの節減率、回収期間、コストの3 項目について表示することができる。すでに、米企業の工場で発電機の効率を向上して、外部からの電力購入を1日あたり12MW削減し、年間で500万ドル以上のコスト削減を実現するなどの実績を上げている。CEEAが日本語にも対応が可能なことから、日本エスケイエフで07年中にもエネルギー効率化サービスの立ち上げを検討しているという。

(朴 尚洙)



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