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山形富士通など、次世代HDDパターンドメディアの記録再生に成功

[issued: 2007.08.13]

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 山形富士通、富士通研究所、神奈川科学技術アカデミーの3者は、1平方インチあたり1テラビットの記憶容量を持つ次世代ハードディスク(HDD)「パターンドメディア」の技術開発成果として、酸化アルミニウム膜上のナノメートルサイズの孔(アルミナナノホール)に充填した各磁性体に情報を記録・再生することに世界で初めて成功した。

 研究グループは、ナノサイズの穴パターンを持った金型と感光性樹脂(フォトレジスト)を使ったリソグラフィ技術によりナノホールを形成する「ナノインプリントリソグラフィ法」により、2.5インチのアルミニウム・ディスクの表面に100nm間隔の凹みパターンを一括形成した。ナノホール内にコバルト磁性体を充填し、既存の磁気ヘッド(再生素子幅100nm)で各ホールの上向き(1)と下向き(0)の磁気信号を観測した。

 今後は、ナノホールの間隔を25nmにして、円周方向に規則配列した記録媒体の製作を目指す。25nm間隔でナノホールを形成したパターンドメディアが実現すると、現行HDD製品の5倍に相当する1平方インチあたり1テラビットの情報を記録できることになる。

 この研究開発は、テラビット級の垂直磁気記録媒体の実現に向けた基礎研究として、科学技術振興機構(JST)の2004年度から3年間の受託研究として行われた。


今回の開発成果では100nm間隔でアルミナナノホールを形成した。 (a)表面、(b)断面、(c)磁性体充填後の電子顕微鏡写真




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