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SABICイノベーティブプラスチックス、10-6g/m2/dayレベルのバリア特性を備える光学フィルムを出展

[issued: 2007.10.29]

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フレキシブル有機ELディスプレイ向けプラスチック基板
フレキシブル有機ELディスプレイ向けプラスチック基板

 SABICイノベーティブプラスチックスは、10月24日から26日までパシフィコ横浜で開催されたFPDインターナショナルで、フレキシブル有機ELディスプレイ向けプラスチック基板や液晶ディスプレイのバックライト拡散フィルムなどを出展した。

 プロトタイプとして出展されたフレキシブル有機ELディスプレイ向け「ウルトラハイバリア光学フィルムUHB1」は、高耐熱のポリカーボネート・フィルムに透明なウルトラハイバリア(UHB)・コーティングを施し、有機ELデバイスを透湿から保護する10-6g/m2/dayレベルのバリア特性を備えている。UHBフィルムはロールツーロールの製造プロセスでコスト効率が高く、ガラス基板より丈夫で軽いため、衝撃強度を損なうことなくディスプレイの厚さを薄くすることができる。このフィルムは光透過率が90%で、耐薬品性も高いという。

 液晶ディスプレイのバックライト拡散フィルム「Illuminex」では、テレビとPCモニター向けの下拡散フィルムの「BLグレード」とノートPC向け下拡散フィルムの「BMグレード」を出展した。Illuminexフィルムは、従来ポリエチレンテレフタレート(PET)製拡散フィルムに用いられる表面コーティングを使用しないことにより、光ガイドの光むら、ボイド、ひっかきなどのコーティング不良を排除している。BLグレードは、積層構造に適した拡散フィルムで、直下型バックライト・ユニットのフィルム枚数を現状より減らせるように設計された。また、BMグレードは、ノートPC向けにクロスプリズム構造に最適化された光学特性を実現している。同社は、高温下でも平面性を維持するIlluminexプレートにより、対角110インチの世界最大のバックライトモジュールも出展した。

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