松下電器産業パナソニック オートモーティブシステムズ社は14日、米国ミシガン州デトロイトで開催中の「デトロイトモーターショー(北米国際自動車ショー、NAIAS)2008」で、PND(Personal Navigation Device)大手の米Garmin社と、カーナビゲーション事業で提携することを明らかにした。
今回の提携は、自動車メーカーに直接納入する“純正品”の製品戦略であり、ユーザーが個別に後から購入する市販品については対象となっていない。提携内容としては、Garimin社がナビゲーションに必要なハードウエアもしくはソフトウエアをパナソニックに供給し、パナソニックはGarmin社のナビゲーション機能を持った車載情報システムを自動車メーカーの要求に合わせてHMI(Human Machine Interface)を作り込むというもの。サプライチェーンにおいては、パナソニックが1次サプライヤ、Garmin社が2次サプライヤとなる。「パナソニックは、Garmin社の低コストナビゲーションを加えることで自動車メーカーへの提案の幅を広げることが可能になる。一方、市販品のPNDを中心に展開して来たGarmin社にとっては、新規開発が必要な各自動車メーカーに合わせたHMIの作製を、すでに多数のノウハウを蓄積しているパナソニックに任せることで、コストを抑えながらGarmin製品の展開を拡大できるようになる」(パナソニック)という。
会場内のパナソニックブースでは、Garmin社との提携後のコンセプトモデルを搭載したJeepを展示している。パナソニックの後方確認用カメラシステム付きカーオーディオにGarminのナビゲーションを採用したもので、カメラの画像とカーオーディオの操作画面を表示する液晶ディスプレイを使ってナビゲーション表示を行うことができる。
なお、カーナビの市販品については従来通り互いに独自の製品を展開する方針。パナソニックブースでは、先週の「2008 International CES」で発表した、カーナビ「ストラーダ」のPNDタイプ製品を展示している。
(朴尚洙)
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【デトロイトモーターショー2008】松下電器、純正品カーナビでPND大手の米GARMIN社と提携
[issued: 2008.01.15]
Garminを採用したコンセプトシステム
トップメニューから選ぶ機能の中にラジオ、CDなどと共にGarminがある。
5インチディスプレイ、フラッシュメモリを採用したPNDタイプのストラーダ
価格は499ドル。北米、欧州では発売を開始しているが、国内は2008年内の見込み。
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