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【デトロイトモーターショー2008】トヨタ自動車、2010年までにプラグインハイブリッド車を発売
[issued: 2008.01.16]
デトロイトモーターショーで展示されたトヨタプラグインHV
渡辺社長は「トヨタの環境ビジョン『サスティナブル・モビリティ』を推進するために、現行エンジンの高性能化、プラグインハイブリッド、燃料電池、クリーンディーゼルなどの新技術が鍵になる」と語り、環境対応技術についての今後の開発方針を示した。
プラグインハイブリッド車については、07年7月からニッケル水素二次電池を採用したプリウスベースの開発モデル「トヨタプラグインHV」による公道走行試験を行っているが、2010年までに開発する販売モデルではリチウムイオン二次電池を採用する。また、プリウスのニッケル水素二次電池なども手がける松下電器産業との合弁会社パナソニックEVエナジーの大森工場(静岡県湖西市)で、自動車用リチウムイオン二次電池の組み立てライン建設を含めた研究開発計画を加速している。
クリーンディーゼルについては、V8エンジン新たに開発し、近い将来に北米市場向けのピックアップトラック「Tundra」と大型SUV「Sequoia」に採用する。燃料についても、廃木材からのバイオエタノールの効率的的な生産方法を独自に開発している。
また、ハイブリッド車の販売状況についても触れた。10年間で全世界に販売した125万台のハイブリッド車のうち、75万台は北米市場であり、特に07年は米国市場だけで25万台を販売したという。「来年のデトロイトモーターショーでは、トヨタブランドとレクサスブランドで各1機種のハイブリッド車の新製品を発表する予定。この2モデルの投入で、ハイブリッド車の年間販売台数100万台という目標にも近づけるだろう」(渡辺社長)とした。
なお、トヨタは今展示会で、コンパクトピックアップトラックのハイブリッドコンセプト「A-BAT」と、セダンとSUVの特徴を併せ持つクロスオーバー・セダン「Venza」を発表している。A-BAT、Venzaとも北米トヨタで開発された。
A-BATは、通常の自動車と同じ感覚で都市部の走行が可能なピックアップトラックという顧客の声に応えるとともに、ハイブリッドシステムを採用して燃費の向上も図っている。また、インパネ上部表面に設置した太陽電池から発電することも可能だ。
Venzaは、ベビーブーム世代や若い夫婦など少人数家庭向けに、SUVのような運転の楽しさ・快適さを持つ5人乗りセダンというコンセプトで開発された。2005年に発表されたコンセプトカー「FT-SX」がベースとなっている。2008年末に北米市場で発売する予定だ。
(朴尚洙)
トヨタ自動車のコンパクトピックアップトラックのハイブリッドコンセプトA-BAT
2008年末から北米市場で販売するクロスオーバー・セダンVenza
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