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JASPARとAUTOSAR、自動車用ソフトウエア標準化で連携を強化

[issued: 2008.02.15]

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 国内自動車メーカーを中心に自動車用ソフトウエアの開発・標準化を推進しているJASPARはこのほど、ドイツ・リュッセルスハイムで開催された欧州の自動車用ソフトウエア標準化団体AUTOSARのボード会議において、AUTOSARとの協力体制を強化して行くことを表明した。今後は、トヨタ自動車と独Robert Bosch社が両団体の窓口となって、協調関係を構築して行く方針。

 今後JASPARでは、AUTOSARがすでに公開している仕様と、その仕様を基に作成されたベーシックソフトウエア(ドライバやハードウエアI/Oなどの下位層)を評価する以外にも、仕様に対する課題抽出を行うとともにJASPARが独自に策定した要件をAUTOSARに提案して行く。JASPARの提案をAUTOSARと協議することで、今後発表される自動車用ソフトウエアプラットフォームの仕様を共同構築し、自動車業界の標準化に貢献して行くという。

 欧州の自動車メーカーは、2008年~09年の量産車両の一部電子制御部品に、AUTOSAR準拠ソフトウエアを搭載する方針を固めている。一方、国内自動車メーカーは方針を明らかにしていないものの、早ければ10年の量産車両向けにAUTOSAR要件を満たしたJASPAR仕様ソフトウエアの搭載を検討しているという。

 急速に進む自動車の電子化に対応するための車載LANやソフトウエアプラットフォームの標準化活動は、通信速度10Mbpsの次世代車載LAN「FlexRay」の規格を策定する「FlexRayコンソーシアム」や、ソフトウエアの標準化を進めるAUTOSARなど、欧州の自動車メーカーを中心とする組織が先行して来た。

 JASPARは、自動車の電子化に対応するために国内の自動車メーカーとサプライヤが協力して04年に発足させた団体。幹事会員のトヨタ自動車、日産自動車、本田技術研究所、デンソー、豊通エレクトロニクスを中心に、多数の自動車部品、半導体、ソフトウエア、計測器メーカーが参加する。発足から07年ごろまでは、FlexRayの実用転送速度として2.5Mbps、5Mbpsの規格策定と、FlexRayコンソーシアムへの提案を中心に活動していたが、07年後半からはAUTOSARが標準化を進めるソフトウエアプラットフォームにも活動の範囲を広げている。

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