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SIIナノテク、デジタル技術の採用で示差熱・熱重量同時測定装置の測定精度を向上
[issued: 2008.02.19]
SIIナノテクの示差熱・熱重量同時測定装置TG/DTA7000シリーズ
示差熱・熱重量同時測定装置(TG/DTA:Thermo Gravimetry Differential Thermal Analyzer)は、試料の重量変化を測定する熱重量測定(TG)と、試料の温度変化を測定する示差熱分析(DTA)の同時測定装置で、試料の酸化、熱分解、脱水などにおける重量変化、耐熱性評価、反応速度解析などに利用されている。
TG/DTA7000シリーズは、ナノテクノロジーの領域でマイクログラム単位の重量変化を正確に測定するため、「デジタル水平差動天秤方式」を新たに開発し、測定精度の安定性の大幅な向上とノイズレベルの低減を実現した。新方式は従来のアナログ方式に代えて、天秤の棹から伝達される試料と基準物質それぞれの信号を独立してデジタル処理し、棹の膨張による誤差、加熱炉と検出器の位置関係や温度勾配などの装置固有の変化を自動的に補正することにより、従来より高感度な分析を可能にした。
新製品はこの他、加熱炉の冷却にかかる時間、試料周辺の雰囲気を制御するためのパージガスの置換時間を大幅に短縮し、測定効率を向上している。また、ガス制御にオプションでマスフローコントローラを内蔵したり、オートサンプラーを追加して自動化レベルを上げることが可能な他、温度制御測定、減圧測定、熱重量-質量分析複合測定(TG-MS)、熱重量-フーリエ変換赤外分光分析複合測定(TG-FT/IR)にも拡張可能な設計になっている。
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