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凸版と日立、ホログラムと非接触ICチップを一体化したラベルを発売

[issued: 2008.03.03]

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ICホログラム(左)とICホログラム読み取りイメージ(右)
ICホログラム(左)とICホログラム読み取りイメージ(右)

 凸版印刷、日立製作所、日立化成工業は、ホログラムと非接触ICチップを一体化したラベル「ICホログラム」を世界で初めて開発した。凸版印刷は3月4日に販売を開始し、9月中旬に出荷する計画。また日立もRFIDによるトレーサビリティ・ソリューションとしてICホログラムを提供する。

ICホログラムは、凸版が電子ビームで製造する「クリスタグラム」に日立の0.4mm角の非接触ICチップ「ミューチップ」を、日立化成の実装技術で組み込んだもので、厚さが0.05mmで最小サイズが25mm×20mmのラベルとして高級ブランド品などに装着して、本物確認や製造・流通の履歴管理に利用することができる。ホログラムは2つの光が重なる際にできる干渉縞を利用し立体画像や色変化する画像を記録でき、偽造や贋造が難しくクレジットカード、商品券、小切手などに採用されている。

クリスタグラムはアルミ蒸着部を電子ビームで部分的に取り除く微細加工が可能で多彩なデザインに対応できる。ICホログラムは、ユニークIDをもつ読み込み専用チップであるミューチップを組み込むことで、RFIDを応用して製造年月日、製造場所、流通過程などの履歴を情報センターのサーバに蓄積して個々の商品の情報の管理や参照が可能になる。ICホログラムはクリスタグラムのアルミ蒸着部をミューチップの通信機能のアンテナにし、2.45GHz帯で約2cmほどの非接触通信を可能にしている。また、ラベルを剥がそうとしても、ホログラム自体が商品に残る脆性加工を施し、不正な貼り替えを困難にした。


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