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日立マクセル、燃料電池を高性能化する金白金触媒を開発

[issued: 2008.03.28]

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 日立マクセルは、燃料電池の酸素還元電流を白金の約4.8倍発生する金白金(AuPt)触媒を合成する新技術を開発した。電解質に固体高分子膜を使用する燃料電池の電極付近は極めて強い酸性となるため、一般的に白金が使用され酸に溶解しやすい他の金属を添加することを阻んできた。日立マクセルが開発した触媒は、酸に溶けにくい金を白金に添加したものだが、金を5nm以下のナノ粒子にすることは困難とされてきた。

 同社は今回、クエン酸を還元剤として100℃で金と白金を合成し粒子径2~3nmで、十分に合金化していない金と白金を分散させた構造の新触媒を実現した。新触媒は、白金触媒と比べ単位面積あたり約4.8倍の酸素還元電流を発生することができる。日立マクセルは新触媒を、都市ガスなどから作った水素と空気中の酸素を化学反応させて発電する固体高分子型燃料電池、さらにメタノールと水を陽極燃料にして酸素と化学反応させて発電する直接メタノール型燃料電池に応用すべく研究を継続する。

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