スイスSTMicroelectronics社は2008年5月、自動車運転支援システムを開発するオランダMobileye社に、第2世代の車載用画像認識SoC「EyeQ2」のサンプル出荷を開始したと発表した。
EyeQ2は、量産車の予防安全システムなどに採用されている前モデル「EyeQ1」と比べて処理能力を6倍に強化した。これにより、EyeQ1で実現していた車線検出、ヘッドライト制御、交通標識認識、前方衝突警告に加えて、歩行者検出などの新しい機能を一つのプロセッサで処理できるようになるという。入出力インターフェースには、高解像度イメージ・センサからの入力2系統と、グラフィック・オーバレイ機能を含むビデオ出力を備える。
STマイクロは2007年10月の「CEATEC」で、同社の120dBという幅広いダイナミックレンジを持つCMOSセンサーと、Mobileye社の制御モジュールを組み合わせた「高度運転補助システム」のデモンストレーション展示を行った。この展示では、開発中のEyeQ2の性能も公表しており、製造プロセスがCMOS90nm、動作周波数が332MHz、11個の並列処理が可能などとなっている。STマイクロは、EyeQ1については製造のみを担当していたが、EyeQ2は両社で共同開発した。
Mobileye社は、独BMW社、独Volvo社、米General Motors社、矢崎総業などに車線維持警報システムを供給しており、EyeQ1はこれらのシステムに利用されている。
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STマイクロ、オランダMobileye社に
第2世代車載用画像認識SoCのサンプルを出荷
[issued: 2008.05.14]
EyeQ1とEyeQ2のスペック比較(提供:STマイクロエレクトロニクス)
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