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村田製作所、自社製品開発用のCAEツールを外販、
ライセンス価格は20万円

[issued: 2008.06.10]

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Femtetによるモジュールのノイズ解析事例。設計変更前(上)と比べ、設計変更後はノイズが大幅に抑制されている
Femtetによるモジュールのノイズ解析事例。設計変更前(上)と比べ、設計変更後はノイズが大幅に抑制されている

 村田製作所は9日、自社製品向けに開発した解析シミュレーションソフトウエア「Femtet」の外販を開始すると発表した。電場/磁場/電磁波/応力/熱伝導/圧電/音波に関する解析が可能で、プリ/ポストプロセッサと1パッケージとなっている。PC1台あたりの年間ライセンス価格は、PC準固定方式で20万円、サーバ方式で25万円。

 外販にあたり、東京支社内(東京都渋谷区)にFemtetの開発・販売・サポートを行う100%子会社「ムラタソフトウェア株式会社」を5月14日付で設立した。社長は、村田製作所の新規事業推進担当執行役員を務める戸川一也氏が就任した。新会社の現時点で従業員は数名で、今後は社外ユーザーの活用事例や評価を得ながら、Femtetの機能向上などに取り組む。また、当面は商社などは使わず、新会社だけが販売窓口となる。

 Femtetは、村田製作所が1982年から社内開発部門向けに開発してきたCAEツール。当初は圧電解析だけを対象としていたが、同社の事業拡大とともに7分野にまで解析対象を広げた。また、プリ/ポストと1パッケージになっていることから、シンプルな操作性でモデル作成から結果表示まで行えるマルチフィジックス対応CAEツールとして、外販に踏み切った。

 また、Femtetは、解析機能だけでなく1ライセンス20万円という格安の価格も特徴となっている。「電卓と同じようにCAEツールを使えるようにするための価格設定で、いわゆる設計者解析向けとして考えている。解析専門エンジニアが使用するCAEツールの置き換えは考えていない」(村田製作所)という。

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