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ホンダ、連続容量変化型エアバッグを開発

うず巻き状の縫製と排気制御弁により内圧と展開を制御

[issued: 2008.09.22]

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従来型エアバッグの構造
ホンダが新開発した連続容量変化タイプエアバッグ(上)と従来型エアバッグの構造比較(提供:本田技研工業)

 本田技研工業は2008年9月、エアバッグ本体の膨張を連続的に変化させながら排気も制御することにより、高い乗員保護性能と低衝撃性を実現した「運転席用i-SRSエアバッグシステム<連続容量変化タイプ>」を開発したと発表した。2008年11月発売予定の軽乗用車「ライフ」から搭載を開始する。

 今回開発したエアバッグシステムでは、エアバッグ本体に施したうず巻き状の縫製と排気制御弁の設置により、エアバッグの内圧と展開を適切に制御することができる。ホンダは世界初の技術としている。

 性能面では、「迅速」、「持続」、「低衝撃」の3点を特徴としている。うず巻き状の縫製により、少ない空気容量でもエアバッグの保護面を「迅速」に形成できるので、従来よりも短時間で優れた乗員保護性能を発揮できる。うず巻き状の縫製は、エアバッグを膨らませるインフレータからのガス圧力により、縫製の糸が内側から外側に向かって切られて行くことで、一定の内圧を保ちながら連続的に容量を拡大する。また、排気制御弁により展開初期から設定タイミングまでガスが排気されないので、エアバッグ内部の圧力を維持して保護性能を「持続」させることができる。さらに、うず巻き状の縫製の縫い目により展開時の飛び出しが抑えられ、排気制御弁によるガスの効率使用でインフレーターの出力も低く抑えられるので、従来よりも衝撃力を「低減」できる。

エアバッグ展開のメカニズム
エアバッグ展開のメカニズム。連続容量変化タイプエアバッグは、「迅速」かつ「低衝撃」で展開し、保護性能をより長く「持続」できるとしている(提供:本田技研工業)


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