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Algor社、CAD連携型非線形CAEソリューションの日本語版を発売
[issued: 2008.10.02]
米Algor社は、線形/非線形静解析、動解析、定常/非定常熱伝導解析など幅広い解析項目に対応できるCAD連携型CAEソリューション「ALGOR」(アルゴア)の日本語版を2008年夏に発売した。連携するCADはPro/ENGINEER、SolidWorks、Autodesk Inventor、Autodesk Mechanical Desktop、Solid Edge、Alibre Design、SpaceClaim、Rhinoceros、Inovate、IronCAD、KeyCreatorで、マルチCAD環境に対応する。これら以外のCADとはIGES、STEPなどの中間フォーマットで対応。既存のCADに付属する解析ソフトウエアよりももう少し高度な解析を行いたいというユーザーを主なターゲットとしている。
ALGORは、ミッドレンジのCAEソリューションで、全世界で2万ライセンス出ている。顧客には米Boeing社、米DuPont社、米General Electric社、米General Motors社、米Hewlett-Packard社、米IBM社、NASA(米航空宇宙局)などがある。R&Dや設計の上流段階で使われているという。
Algor社は1980年に誕生し、1998年には米カーネギーメロン大学と5年間の共同研究により開発したメカニカルイベント・シミュレーション(MES)をリリースした。MESは、ミリ秒オーダーの解析が可能で、運動による衝突、接触、大変形、座屈の解析を行える。機構解析および応力解析が可能。物体が動いた結果、時間経過とともにどうなっていくのかという部分を調べるためには、ある程度長いスパンの計算をしなくてはならない。そうした計算を行えるようになっている。例えば、弓を引いて矢を飛ばし、その後に振動する弓および弦の動きが収束するまでや、セーフティネット上にものが落ちて上下に振動するネットとものの動きが収束するまでの解析を行うことができる。
自動でヘキサ(6面体)メッシュを切ることができるのも特徴。解析精度を高めるためには、テトラメッシュを細かく切ればよいが、その場合時間やリソースがかかる。一方、ヘキサメッシュを切ることで、テトラメッシュに比べメッシュ数を減らすことができ、計算時間を短縮することが可能となる。また、メッシュ作成を自動化することで、これまでハイエンドのユーザーが使っていたような解析をミッドレンジのユーザーにも提供できるようにしている。解析したいところだけを解析対象として、それ以外を剛体として動解析を行い、計算を速くすることも可能。
ALGORではマルチフィジックスも行うことができる。例えば、電気溶接時の電流の流れに応じて熱がどのように発生するのかを表す熱分布をマルチフィジックスで計算し、どのぐらいの電流をかければ、どのぐらいの径のスポット溶接が可能なのかを確認するなどの使い方がある。
ALGORには、線形静解析、座屈、固有値、熱、線形動解析が可能な「Designer」、線形静解析、MES、座靴が可能な「MES」、DesignerとMESを一緒にした「Advanced MES」、さらにこれに流体解析、静電解析、マルチフィジックスを加えた「Multiphisics」の各パッケージがある。そのため、まずは線形静解析から導入し、将来的に必要になればMESやマルチフィジックスも導入することが可能である。各パッケージの価格と年間サポート費用はそれぞれ、150万円と37万5000円、300万円と75万円、400万円と100万円、500万円と125万円。OSは、Microsoft Windows XPおよびVista(32bit、64bit)、Windows Server 2003(32bit、64bit)に対応する。
日本ではCAEソリューションズが、上述の各CADのユーザーを対象にALGORの販売を行う。
(大村泰憲)
ALGORは、ミッドレンジのCAEソリューションで、全世界で2万ライセンス出ている。顧客には米Boeing社、米DuPont社、米General Electric社、米General Motors社、米Hewlett-Packard社、米IBM社、NASA(米航空宇宙局)などがある。R&Dや設計の上流段階で使われているという。
Algor社は1980年に誕生し、1998年には米カーネギーメロン大学と5年間の共同研究により開発したメカニカルイベント・シミュレーション(MES)をリリースした。MESは、ミリ秒オーダーの解析が可能で、運動による衝突、接触、大変形、座屈の解析を行える。機構解析および応力解析が可能。物体が動いた結果、時間経過とともにどうなっていくのかという部分を調べるためには、ある程度長いスパンの計算をしなくてはならない。そうした計算を行えるようになっている。例えば、弓を引いて矢を飛ばし、その後に振動する弓および弦の動きが収束するまでや、セーフティネット上にものが落ちて上下に振動するネットとものの動きが収束するまでの解析を行うことができる。
自動でヘキサ(6面体)メッシュを切ることができるのも特徴。解析精度を高めるためには、テトラメッシュを細かく切ればよいが、その場合時間やリソースがかかる。一方、ヘキサメッシュを切ることで、テトラメッシュに比べメッシュ数を減らすことができ、計算時間を短縮することが可能となる。また、メッシュ作成を自動化することで、これまでハイエンドのユーザーが使っていたような解析をミッドレンジのユーザーにも提供できるようにしている。解析したいところだけを解析対象として、それ以外を剛体として動解析を行い、計算を速くすることも可能。
ALGORではマルチフィジックスも行うことができる。例えば、電気溶接時の電流の流れに応じて熱がどのように発生するのかを表す熱分布をマルチフィジックスで計算し、どのぐらいの電流をかければ、どのぐらいの径のスポット溶接が可能なのかを確認するなどの使い方がある。
ALGORには、線形静解析、座屈、固有値、熱、線形動解析が可能な「Designer」、線形静解析、MES、座靴が可能な「MES」、DesignerとMESを一緒にした「Advanced MES」、さらにこれに流体解析、静電解析、マルチフィジックスを加えた「Multiphisics」の各パッケージがある。そのため、まずは線形静解析から導入し、将来的に必要になればMESやマルチフィジックスも導入することが可能である。各パッケージの価格と年間サポート費用はそれぞれ、150万円と37万5000円、300万円と75万円、400万円と100万円、500万円と125万円。OSは、Microsoft Windows XPおよびVista(32bit、64bit)、Windows Server 2003(32bit、64bit)に対応する。
日本ではCAEソリューションズが、上述の各CADのユーザーを対象にALGORの販売を行う。
(大村泰憲)









連絡先:CAEソリューションズ TEL:03-3514-1506



