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マイクロソフト、Windows HPC Server 2008搭載マシンがSC08の10位に入賞

[issued: 2008.11.26]

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 米Microsoft社(マイクロソフト)は、11月17日に米国テキサス州オースティンで開催されたスーパーコンピューティング2008(SC08)会議で発表された並列処理ベンチマークのLINPACKで、Windows HPC Server 2008を搭載した中国の上海超級計算中心(Shanghai Supercomputer Center)のDawning 5000Aシステムが第10位にランクインしたと発表した。

 Dawning Information Industry社(北京曙光天演信息技術有限公司)が納入したDawning 5000Aは、AMD OpteronのクアッドコアCPU(1.9GHz:7.6ギガFLOPS)の小型サーバーをInfinibandで相互接続した3万720コアのシステムで、LINPACKベンチマークで180.6テラFLOPS(1秒間に1兆回の浮動小数点演算)を記録した。

 Dawning 5000Aの理論ピーク性能は233.47テラFLOPSで、LINPACKの結果はこの77.5%に相当する高い実効性能を達成した。x86ベースのスーパーコンピュータに使用されるOSのほとんどはLinuxだが、マイクロソフトはこの領域におけるOSの性能ではじめて上位に食い込んだ。

 Windows HPC Serverを搭載したシステムの2007年11月の結果はTop500リストの116位だった。08年10月2日にリリースされたWindows HPC Server 2008は、同社が2006年にリリースしたWindows Compute Cluster Server 2003の後継製品で高速リモートDMAやクラスタ管理ツール、大規模並列処理の標準技術であるMPI(Message Passing Interface)に対応したジョブスケジューラなどを備えている。このサーバーOSは、スーパーコンピューティングのパワーをWindowsデスクトップから利用できるようにすることを意図して設計され、LINPACKベンチマーク向けに自動チューンナップを行うHPL(High-Performance LINPACK)Wizardなどのツールが用意されている。

 マイクロソフトは統合開発環境のVisualStudio 2010で、Task Parallel Library、Parallel LINQ、マネージドコードを作成するCoordination Data Structuresなど、並列処理プログラムの作成を容易にするツールを提供することを予定している。

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