DSのCharles社長はJCF2007で、これまでの「リアリスティック・シミュレーション」を超える6番目の開発戦略「ライフ・ライク・エクスペリエンス」を発表。3D XML技術をバックボーンに、3Dのバーチャル世界の広がりを①開発設計のCreators、②オンラインと協調インテリジェンスで企業をまたがるコラボレーション領域を対象とするCollaborators、さらに③誰もが3Dバーチャルの経験を享受するConsumersの三階層の発展形態として構想する中で、3D Live を二層目のCollaborators層において、まずは同社のENOVIA、CATIA、Delmiaにフォーカスした技術として導入した。
オンライン・メディアとして3Dの活用を可能にしたこのアプリケーションにより、Webベースの共有環境で、製品の構想、開発、生産をコラボレーティブに計画し遂行することが手軽に実行できるようになる。
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最新ビューワ3DLiveが実現するコラボレーション
[2007年07月号]仏Dassault Systemes(DS、Bernard Charles社長)社と日本IBMは、5月に東京で開催したJCF2007で、Webを利用した3Dベースのナビゲーションにより、軽量で、素早く検索、表示を実現する最新ビューワ3DLiveを発表した。
3D展開の開発ロードマップを語るBernard Charles社長
3Dによるコラボレーション
製品構成の複雑化、市場やニーズの変化の早さ、分散形態による業務の遂行など、製品開発をめぐる環境変化の中で、「見える化とコラボレーション」を効率よく安全・確実に実現する手法として3DLiveは開発された。特に設計エンジニア以外のマーケティングや経営者層などでも3Dへのアクセスを容易にすることが当初から開発思想に盛り込まれている。
3DLiveの主な機能は、ネットワークで情報を共有する「3Dチャット」、円盤状の3Dターンテーブル上で製品構造を展開して見せたり特定部品を検索したりする「3D検索&3Dナビゲーション」、他の人とコラボレーションしながら設計検討や変更を協議するための「3Dイメージ」と「3Dによる決定」を含む。まず必要な情報を見出し、その情報に関わる技術者およびそれ以外にも関わりのある人々と協調して、最適解を見出す、という一連のプロセスは「Collaborative Intelligence」と表現されている。
3DLiveの主な機能は、ネットワークで情報を共有する「3Dチャット」、円盤状の3Dターンテーブル上で製品構造を展開して見せたり特定部品を検索したりする「3D検索&3Dナビゲーション」、他の人とコラボレーションしながら設計検討や変更を協議するための「3Dイメージ」と「3Dによる決定」を含む。まず必要な情報を見出し、その情報に関わる技術者およびそれ以外にも関わりのある人々と協調して、最適解を見出す、という一連のプロセスは「Collaborative Intelligence」と表現されている。
3Dターンテーブル
JCF2007における3DLiveの発表風景
3DLiveで最も特徴的なターンテーブル上での検索は、3DXMLをベースに一段とデータを軽量化し、数万点の部品で構成される自動車一台分、旅客機一機分を部品構成の情報とひもづけて分解表現できる。データの軽量化技術、アセンブルレベルに応じたパーツ展開技術などにより、展開するパフォーマンスを確保している。当然、一度に全展開すれば、数万点規模の部品展開には時間を要するだろうが、これに対してダッソー・システムズENOVIA VPLMアジアのベルナール・ランギリエ・シニア・アプリケーション・スペシャリストは「通常の検索は、特定の注目個所にたどり着くことを目的とする。すでに試行している企業からは、パフォーマンス上検索で時間をとられる問題はない、という検証報告が得られている」と語る。
ベルナール・ランギリエ・シニア・アプリケーション・スペシャリスト、ENOVIA VPLMアジア
3DLiveの検索、ナビゲーション時に、3Dターンテーブル上に表示されるアセンブリ、サブアセンブリの構成形状は現状ではすべて、3D CADから生成されたパラソリッドベースの軽量のプレゼンテーションだが、将来的には、設計に関わるすべての情報にアクセスさせたいという考え方から、3D CADデータ以外にもMSWord、Excelなどによる部品仕様書、あるいは解析計算の結果などへのアクセスを実現していく方針だ。
3DLiveによる自動車アセンブルの展開画面













