JCF2007レポート

3DLiveが実現するコラボレーション

[2007年07月号]

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3Dコンパスで設計変更を加えた時期の違いを色分けして表示した画面


3Dによる連携と識別

 ユニークなGUIである3Dコンパスは、3D PLMデータの関連情報を開示する機能で、ターンテーブル上のある特定の部品やモジュールに関して、それと関係しているコンテキストやプロジェクトの設計技術者、チーム管理者、アセンブリ担当者、マーケティング担当などのリストをリアルタイム表示し、必要なら当該者にアクセスすることを可能にする。リストはプロジェクト全体の関係者一覧、といったものではなく、システムが自動的に、特定の部品にひもづく直接的に関連する人だけのリストをリアルタイムで更新して生成するのが特徴だ。

  また、部品のログ情報、部品ごとの設計の最終変更がいつの時点で行なわれたかなどプロジェクトの進捗の最新情報や部品の成熟度、改善対象エリア、部品の再利用状況など部品の属性情報をもとに3D的に識別し、ターンテーブル上の分解イメージ上で色分けして表示することもできる。

  3DLiveインターフェースを介してアクセス可能なデータベースは、Delmia、ENOVIA MatrixOne、同SmarTeam、同VPLM V5、同VPLM V4など。将来的にはSOA(Service Oriented Architecture)によって、ダッソー以外のデータベース情報源へのアクセスも可能となる見通しだ。

  ランギリエ・シニア・アプリケーション・スペシャリストは「コラボレーションがこれまで進まなかった領域でも、3Dデータを中心に協議すれば、情報の流れがよくなる」と語る。


3DLive Delmia Live Shop Floor Reviewのダイナミックズーム画面


製品リリース時期と価格
 3DLiveは3DLive Basicという製品名で供給されるほか、特定のPLM機能やプロセスに対応して、ENOVIA Live Collaborative Review、Delmia Live Shop Floor Review、CATIA Live FTA Reviewの3種類のバージョンが発売される。基本構成は容量14Mバイト、Liveアプリケーション追加で20Mバイト程度と軽量。このMSIファイルをダウンロードしてインストールする。日本でのリリースは日本IBMから7月中に発売時期と価格が発表される予定だ。

(甲斐 真一郎)



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